皆さんの職場に元留学生の外国籍人材はいますか?
またプライベートで留学生と交流する機会はありますか?
日々の生活の中で彼ら彼女たちとゆっくり交流する機会はなかなかないかもしれませんが、彼ら彼女たちの実態を知ることで、もしかすると外国人消費者に対する見方や考え方を改める機会になるかもしれません。

そこで私たちは中国人留学生(中国大陸)約450名を対象にアンケートを実施することにしました。
※2017年2月実施
※回答数 126名

今回アンケートを実施して思ったこと:
以下の課題や悩みを抱えている事業者の皆様方、まずは身近にいる留学生と交流してみてはいかがでしょうか?
「インバウンド市場を狙ったリサーチや商品開発を検討している」
「私たちの町へ観光に来てもらいたい、魅力を感じてもらいたい、世界の人々へこの魅力を発信したい」
「外国人観光客に自社の商品やサービスを購入してもらいたい、使ってもらいたい」
「自社の商品は日本国内でそこそこ売れている、これから海外へ展開していきたい、販路を広げたい」

アンケート実施対象者:
・2017年2月現在、日本の教育機関に在学しており、日本に住んでいる中国人留学生

実は日本に来ている留学生、もちろん若い学生もいますが25~30歳が最も多く、中には母国での社会人経験がある学生も少なくありません。まずはこのことから“外国人留学生=外国人消費者”とみることができるのではないでしょうか。

“あなたの1か月に自由に使えるお金(日本円)はいくらですか?

これには私も驚きですね。家賃や学費を支払った後に約4割の学生は自由に使えるお金が5万以上あるということは、日本での生活を十分楽しんでいるような気がします。

次の質問は中国人留学生ならではの質問です。
“あなたは日本の商品を転売した経験がありますか?”

約半数の50%の留学生が転売経験ありと答えましたが、日本で学ぶ中国人留学生の総数は約9万人です。
日本の商品の情報や魅力を中国現地へ発信しているのはバイヤーの方々だけではなかったことがわかります。

次にこんな質問をしてみました。
“あなたの友人や親戚は日本に来たことがありますか?また来る予定はありますか?”
“あなたの友達や親戚が日本へ旅行に来た時、何を参考に観光場所や飲食店を決めていますか?また決めたいですか?(上位3位まで選択可能)”


外国人留学生の周りには“訪日前旅行客”がたくさんいて、案内する場所や店はなるべく自分が知っている、行ったことがあるお店を選んでいる傾向がありますね。

最後にこんな質問もしてみました。
“日本で留学生活を送る中で日本の商品やサービスで「使いにくい」、「もっとこうしたらいいのにな」という不満を感じたことがありますか?”

彼ら彼女たちが感じる不満や疑問は、もしかすると観光客も同じ不満を抱えているかもしれませんし、もし改善できるような内容であれば日本の企業にとって大きなビジネスチャンスかもしれませんね。
あなたも身近にいる外国人留学生や外国人スタッフの声に耳を傾けてみてはいかがでしょうか。
何か大切な「気づき」や「発見」があるかもしれません。