前回に引き続き、今回も中国人留学生を対象にしたアンケートから新しい気付きや発見をみていきたいと思います。
“外国人留学生=外国人消費者”とみることができるのではない!?
答えはYESです!

アンケート実施対象者:
2017年2月現在、日本の教育機関に在学しており、日本に住んでいる中国人留学生
※2017年2月実施
※回答数 126名

前回のコラムVOL.1はこちら

そして、今回まず見て頂きたいアンケート結果をこちらである。
設問内容:アルバイト収入の主な用途は何ですか?(上位3位まで選択可能)

やはり留学生にとって毎月の固定費である家賃(特に東京都内)は負担が大きいかと思います。
注目すべきは飲食費、娯楽費、旅行代金ではないでしょうか。この辺りはもう少し突っ込んで聞きたいところです。
例えば、飲食店経営者の方であれば飲食費に関して「もっと知りたい!」と思うことはこんなことですかね。
「外食の際は一体どういうお店に行っているのか?」
「何を基準にお店を選んでいるのか?」
「日本人と同じようにSNSでお店や料理の紹介するのか?」

ついでにこんな質問もしてみました。
設問内容:「中国から来ている観光客に教えてあげたい!」あなたの秘密のおススメスポットや美味しいお店はありますか?

なんと85.7%の留学生が「秘密のおススメスポットや美味しいお店」を持っていると答えました。
『そこって本当においしいの?』と聞きたくなるかもしれませんが、問題はそこではありません。
注目すべきは、彼ら彼女たちは「友人知人に教えたい情報を持っている」ということです。おそらくその情報は自身の体験や経験から得ており、日々留学生活の中で友人と食事や遊びに行ったりする中で蓄積した貴重な情報なのでしょう。

そして、その情報は私たち日本人と同じく日々SNSへ発信しているのでしょうか。
一応こんな質問もしてみました。
設問内容:あなたが良く使うSNSを1位~5位まで順位をつけてください。

1位 微信(wechat) 88.9%
2位 微博(weibo) 53.2%
3位 Facebook  40.5%
4位 Twitter  40.5%
5位 Instagram 41.3%

中国人留学生が良く使うSNSは圧倒的に微信(wechat)ですね。
この微信(wechat)の中にはモーメンツというタイムラインが流れてきますが、実際に私のアカウント内で留学生が発信している情報はこのようなものがあります。

 

留学生活における消費対象は様々で、その生活水準はもちろん個人差があり異なります。

但し、そんな中でも自分が「食べておいしいな」「行って楽しいな」と思った事はSNSへあげますよね。

さて、いかがでしたでしょうか。
インバウンド集客を検討中の事業者の皆様、地方へ外国人観光客を誘致したい自治体の皆様、一度外国人留学生のリアルな声や視点を取り入れた施策を考えてみてはいかがでしょうか。