本格的なインバウンド(外国人観光客)誘客に向け、地方の各地で外国人留学生とコラボした企画や体験が行われてるので紹介したい。

 

和歌山県紀美野町

外国人に喜ばれる「おもてなし」や観光資源の掘り起こしに取り組んでいる。7月19日に大阪観光大学(大阪府熊取町)の外国人留学生10人を招き、町内の人気の飲食店などのサービスを体験してもらい、各施設や町の魅力をアピールした。

 同大専任講師の百武仁志さんは、町の住民や施設オーナーが、町や施設の魅力、自らが考える「おもてなし」を留学生にプレゼンテーションし、その反応から今後の「おもてなし」の改善点を探る方法を提案。「どのような工夫をしたら、インバウンドを町に呼び込むことができるのか、町の人たちが問題意識を抱くことが大切です」と強調する。

 留学生は最初に、林業を営む上中広幸さん(39)がことし4月に開店した「きこりのピザ屋SOMAUDO」を訪問。上中さんは留学生に町の星空の美しさや、木にこだわった店内などについて語り、店で使っているまきの割り方などを説明し、まきを使った窯で焼き上げたピザをふるまった。

 百武ゼミの3回生で中国出身のジョ・ゲツニンさん(22)は、体験したまき割りについては「簡単そうに見えて難しかった」、町の観光については「中国人はこれまで、爆買いをするために都市を訪れていたが、田舎の体験は人生の記念になり、貴重で良いと思う。友人や恋人とまた来たい」と話していた。

今後も町内で宿泊体験などを行い、感想をとりまとめ、秋には各施設に「おもてなし」の改善点について提言を行う予定。

2017年7月20日 わかやま新報より