6月26日、品川TKPカンファレンスセンターにて株式会社GTM(グローバルトラストネットワークス)主催「第二回留学生日本語スピーチコンテスト」が開催された。

株式会社GTNは東京池袋に本社を構え、国内No1の実績を誇る外国人留学生の不動産賃貸保証や生活サポートを支援する事業を幅広く展開されている。

従業員約180名うち、7割が外国人人材から構成されておりダイバーシティ企業のパイオニア的な存在である。

この日のスピーチコンテストには6カ国12名の留学生が参加し、来場者は約100名にも及んだ。

  

イベントの冒頭、株式会社GTN代表取締役の後藤裕幸社長は「日本で成功するためには自分の仲間を増やして応援者を増やすことであり、このようなイベントに積極的に参加する留学生の勇気が素晴らしい」と激励の言葉を掛けた。

スピーチテーマ「日本で叶えるあなたの夢を聞かせてください」

一人3分30秒を目安にスピーチを行い、設けられた審査基準を競いあい、優勝者には豪華景品が用意されていた。

留学生のスピーチが始まり、最初は緊張しながらも辿々しい日本語を話す留学生を傍聴者が暖かい笑顔で迎えるようなそんな雰囲気が会場を包んだ。

しかし、留学生一人一人からは赤裸々に留学に来た理由、家族への想い、夢への挑戦、アルバイトの過酷さや失敗談が語られ、次第に審査員を含め場内にいた人皆が真剣に彼らの訴えに耳を傾けていた。

「家族の反対があったが夢である日本語教師になるため、なんとか説得しやっと日本へ来ることができた

「ベトナムでは日本留学が人気、しかし悪徳業者も数多く存在する。日本いついての正しい情報と日本語サポートをやるために起業する」

「ビジネスを通して日本とキルギスの架け橋になりたい」

「経済についての勉強と世界を見る視野の広さが大切であると思い留学を決意、将来は世界の貧困を解決するために貢献したい」

「日本の桑原功一さんの影響を受け、自分自身も渋谷のスクランブル交差点でフリーハグを実践した。私の夢は日韓の国民レベルでの交流です!」

一人一人のスピーチから真剣に夢を実現しようとする熱量が伝わってきて、会場内は拍手と熱気で溢れていた。

どの登壇者にも共通していたのは

「夢や目標を持ち、それを実現するため、そして諦めたくない、そのために日本語を学んでいる」

「家族から離れ、異国の地で努力し困難に立ち向かう中で『感謝すること』を習得している」

語学習得は目標やゴールに設定するものではなく、語学とはあくまでツールであり、そのツールを使って何を伝え何を実現するかである。また語学習得のための留学経験を通して、その国の文化や友人と交流することが重要である。

多くの留学生は日本が好きで、日本の魅力に惹かれて来日しており、日本で就職を望んでいる人も約70%程度いる。しかし、様々な事情や理由があり、志半ばで母国へ帰国する人も少なくない。

文部科学省が掲げる「留学生30万人計画」は実現間近である。

来日した留学生を迎え入れる日本語学校や大学などの教育機関をはじめ、留学生の生活を多方面からサポートする企業、そして優秀な外国人人材を獲得したい日本企業は、外国人留学生が住みやすく、働きやすい環境を整え、活躍の機会を与えようと努力している。

私たち留学生VOICEも彼らの声に耳を傾け、留学生と企業をつなぐ架け橋的な存在になれるよう新しいサービスをこれからも提供していきたい。